煩悩退散!

シンプルライフを目指しています。なのに煩悩(物欲・食欲・承認欲 etc.)は尽きません。そんな煩悩をここで吐き出して成仏させようとする試み。

【つまみ】黒胡麻豆腐を自作してみました: 手は疲れましたが意外と簡単に出来ました!【胡麻レシピ】


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先週のお酒の日に作ったつまみです。胡麻が大量に余っていたので、胡麻を使ったつまみということで、黒胡麻で胡麻豆腐を作ってみました。胡麻をするのが結構手間ではありますが、意外と簡単に作ることができることが分かりましたので、紹介してみたいと思います。

胡麻豆腐を自作してみる

胡麻豆腐は、歳をとるにつれてどんどん好きになってきた料理の一つです。ちょうど胡麻が大量に余っていたので、胡麻で作れる酒の肴は無いかと思って、ごま豆腐を自作してみることにしました。

今回は、こちらのレシピを参考にしました。

ごま豆腐のレシピ/作り方:白ごはん.com

大体のごま豆腐のレシピは、胡麻ペーストを使っていますが、今回は一から胡麻を自分ですって作ります。とても香りの良いごま豆腐ができるのではないでしょうか。

では、作っていきます。

材料:

  • 黒胡麻 50g
  • 葛粉(甘藷澱粉入り) 50g
  • 水 350ml
  • 昆布だし顆粒 適量
  • 塩 小さじ1/5

葛粉は、本葛100%のものが良いそうですが、売っていなかったのでデンプン入りの安いものを使ってみました。スーパーで100gで200円ほどです。一回分100円といったところですね。胡麻は50円程度なので、材料代はトータル170円程度です。

まず、胡麻をすり鉢で擦ってペースト状にします。

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これにはかなりの時間が必要でした。15分くらいでしょうか。結構手が疲れますが、運動と思えばこれはこれで良いかもしれません。 f:id:skktmlab:20170504145357j:plain

次に葛粉を水に溶かして、昆布だし、塩を入れます。 f:id:skktmlab:20170504145402j:plain

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ここへ、ゴマペーストを入れてよく混ぜます。すり鉢に残った胡麻も、すり鉢の方に葛粉液を入れて良く溶かして全部入れます。 f:id:skktmlab:20170504145405j:plain 頑張って擦ったつもりですが、結構胡麻の粒が残っていました。

これをこし器で漉しながら鍋に入れます。 f:id:skktmlab:20170504145407j:plain

結構な量の胡麻のカスが残りました。 f:id:skktmlab:20170504145408j:plain 結構もったいないですので、もっと細かくなるまで擦って、この皮の部分も全部入れ込むことは出来ないでしょうか。これは今後の課題ですね。

固める方法はバットを使う方法やラップを使う方法があるようです。今回はラップで固める方法をやってみました。

適度な大きさの小鉢に、ラップを広げてかけておきます。この中心にごま豆腐の素を入れて、ラップを閉じて固めるわけですね。 f:id:skktmlab:20170504145412j:plain 今回は、この程度の大きさのごま豆腐を2個作る計画です。

準備が出来たら、胡麻液を弱めの中火にかけて、良く混ぜながら温めていきます。 f:id:skktmlab:20170504145414j:plain

しばらくすると、粘りが出てきて、持ち上げるとボトッと落ちるくらいの固さになります。 f:id:skktmlab:20170504145420j:plain 参考にしたレシピでは、「粘りが出はじめてから10~15分ほど、手を休めずに混ぜ続ける」と書いてありましたが、そんな時間も無いほどに、すぐに固くなりました。

もしかしたら、本葛100%でないからかもしれませんね。

この状態から10分練るという解釈もできましたが、どうも底の方が焦げ付き始めたので、すぐに次の段階に行くことにしました。

このごま豆腐の素を用意しておいたラップの上に適量置き、ラップを閉じて上を輪ゴムで固定します。最初に用意したラップでは、大きさが足りず少し漏れそうだったので、ラップをさらに足して補強しました。

こんな感じです。 f:id:skktmlab:20170504145416j:plain

これを冷水に浮かべて、熱を取ります。握りこぶし大のごま豆腐が2個できました。 f:id:skktmlab:20170504145422j:plain しばらくしたら、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

試食

出来上がりました。自作の黒胡麻豆腐です。 f:id:skktmlab:20170504145423j:plain なかなかそれっぽくなりました。一人分としてはちょっと大きかったかもしれません。

食べてみます。 f:id:skktmlab:20170504145424j:plain

お!なかなか美味しいです。

何もつけなくても、昆布だしと塩がほんのりと効いていて美味しいです。

固さは、イメージしている胡麻豆腐より少し固めでしたが、そんなに悪くはありません(後から分かりましたが、冷蔵庫で冷やしたのも固くなった原因のひとつのようです)。

胡麻の香りは、スーパーで買った胡麻豆腐よりも断然ありますね

ただ、少し胡麻のえぐ味を感じました。これは、加熱時間がレシピに書かれていたものよりもずいぶんと短くなってしまったことが原因かもしれません。

加熱時間を長くするには、鍋を直接火にかけず湯煎的なやり方でやると良いのかな?などと想像しました。後は、やはり本葛100%の粉で一度作ってみたいですね。

本葛100%の粉は高いですが、それでも、50gで200円くらいのものがあるようですね。

オーサワの本葛(微粉末)1kg

オーサワの本葛(微粉末)1kg

これを使ったとしても、スーパーで売っている胡麻豆腐より低コストかトントンで胡麻豆腐が作れそうです。

後は、胡麻をするのは結構な手間なので、フードプロセッサーの利用も検討していきたいなと思いました。

f:id:skktmlab:20170504145426j:plain ちなみに、この日合わせた日本酒は、「マルマス米鶴 限定純米吟醸(赤)」というお酒でした。山形県のお酒で、これが個人的にかなりのヒットでした。とても綺麗な酒質で、私好みです。今年飲んだ日本酒の中でもかなり上位に入ること確実です。

まとめ

酒のつまみとして、胡麻豆腐を自作してみました。胡麻をするのは結構手間でしたが、後は意外と簡単に作ることができました。出来上がった胡麻豆腐も最初の挑戦にしてはなかなか美味しく、特に、一緒に飲んだ日本酒が美味しかったので大満足でした。次はどんなつまみを作ろうかな。

みたけ いりごま(黒) 1kg

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