この前の記事に引き続き、柿沼製粉「常陸秋そば 特うす」で十割蕎麦に挑戦しました。前回の記事の時よりも蕎麦を細めに切ってみたところ、シャキッとした食感で、しかも香りが良い、久々に会心の出来の蕎麦が出来ました。
前回の蕎麦の記事から少し時間が経ってしまいましたが、引き続き、柿沼製粉「常陸秋そば 特うす」での十割蕎麦です。
上の回で、もう少し細めの方が良さそうなのがわかったので、今回は前回よりも細めに切ってみることにしました。これが大正解だったようです(実は、上の記事の後、加水率を48%にして打った回があったのですが、出来がいまいちだったので記事にはしていませんでした)。
加水率は47%に戻し、打ち方は引き続き「竹やぶ式」で。
粉は相変わらずサラサラで白いです。
水回ししてまとめてみましたが、前回よりも更にヒビが目立ちました。そのため、こねや菊練りはあまりせずにおにぎりを握る感じで行いました。
ヒビが出ていても意外と綺麗に伸ばせてしまうのが、この粉の面白いところです。
今回も粉の量を100gでやっているので、畳んだ麺帯は13cm x 14cmと少し小さめです。
麺きり包丁で前回よりも細めに切ってみました。前回同様サクサクと小気味よく切れました。切り回数は78回だったので、麺の幅は1.66mmとなります。
まあ、相変わらず幅は一定しませんね。
茹で時間は、60秒としました。
出来上がりです。
蕎麦のアップです。なかなか美味しそうです。
早速食べてみます。
おおお、これは美味いです!
シャキッとしていて、蕎麦の香りがとても良く感じられます。
茹で加減がちょうどよい感じですね。蕎麦の繋がりもそこそこありました。
この太さにしたのは大正解だったようです。
これまでの蕎麦打ちでも一位二位を争う出来の蕎麦になりました。
こういう時が、蕎麦打ちをやっていて良かったなあと思える瞬間ですね。
コンスタントにこの調子で蕎麦が打てるのなら、蕎麦屋には行かなくても良いかなと思えます。自画自賛ですが、材料費200円程度でこのくらいの蕎麦が食べられたら大満足です。なかなかそうは行かないのが蕎麦打ちの面白いところですが。
今回で確信しましたが、「常陸秋そば 特うす」は、メーカーでは十割蕎麦は不可としていますが、十割蕎麦も十分に打てますね(加水率は低めで良いようです)。
引き続き、この粉での蕎麦打ちを楽しんでいきたいと思います。

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