今日のお昼は(と言っても結構遅い時間だったのですが)蕎麦を打ちました。今回は、新しい試みとして、いつもより生地を薄く伸ばし、そのかわりに切り幅を長くして、平べったい形の蕎麦にしてみました。というのも、この前行った蕎麦屋で、そのような十割蕎麦が出て、結構美味しく感じたからです。それを真似してみようというわけです。
そば粉は「常陸秋そば 特うす」です。加水率は47%としました。
生地はひび割れ気味ですが、この粉の場合はこれでも大丈夫なことはこれまでの蕎麦打ちで確認済みです。
4つ出しの形は結構いい感じになりました。
最終的にはこんな形になりました。結構歪みましたがまあいいでしょう。
冒頭で書いたとおり、麺切り包丁でいつもよりも幅広に切りました。
蕎麦の平均幅は、2.65mmとなります。
茹で時間は、60秒としました。
できあがりです。
アップ。平べったくはなっていますが、狙ったほどではありませんでした。
食べてみます。
おお、結構、食感が違いますね。
普通の切り方に比べて、蕎麦のエッジがかなり強めに感じられます。
切り方でこんなに変わるとは正直びっくりでした。
ただ、この食感が良いかというと微妙なところでした。蕎麦つゆのからみも悪くなったようです。
冒頭で書いた蕎麦屋の食感はもっと柔らかく、ちょうどよかったのですが、私のものはエッジの固さだけが際立ってしまっている感じです。
「常陸秋そば 特うす」は、もともと固めのシャキッとした食感なので、この切り方にするとそれが強く出過ぎるのかもしれませんね。
それから、今回、蕎麦の繋がりは結構いい感じでした。十割で繋がりにくい時に平べったく打ってみるというのは使える技なのかもしれません。
ちなみに、「常陸秋そば 特うす」は今回で使い切りました。なかなか個性のある美味しい蕎麦粉だったと思います。
次回からは、新しい蕎麦粉で打っていきたいと思います。
今年もまた年越し蕎麦を自作したいと思っているので、それに向けての暖かい蕎麦の練習もしていきたいです。

豊稔企販 家庭用麺打セットA そば・うどん麺打入門DVD付 A-1230
- 出版社/メーカー: 豊稔企販
- メディア: ホーム&キッチン
- クリック: 35回
- この商品を含むブログ (4件) を見る