今年はズッキーニが好調です。ゴールデンウィーク前に種まきをして育てていたのですが、久しぶりに畑に行ったら、上の写真のように繁茂する雑草の中に巨大なズッキーニが横たわっているのを発見しました。せっかく実がなったのにこんなに大きくなってしまって、果たして食べられるのでしょうか。
結局、大小合わせて4つのズッキーニを収穫することができましたが、なぜか形が種袋に書いてあった写真よりもずんぐりむっくりです。以前栽培したことのある加賀太胡瓜を思い出させます。
(一番右のものは一般的にスーパーで売っていそうな太さ)
ズッキーニ挑戦するのは今回で2回めなのですが、まともに実がなったのはこれが初めてです。
種の裏にも書いてありましたが、ズッキーニの栽培ではホットキャップは必須のようです。発芽後ホットキャップをかけた株はみるみる大きくなって実がなっていましたが、ホットキャップが足りずそのままにしていたものは発育不良でこのあとの挽回も無理そうです。
ホットキャップには色々種類がありますが、私が使っているのは下のようなビニール製のものです。

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こんなので苗を覆ってしまうと雨が降っても水がいかなってしまうよに感じますが、実際には水分の蒸発を防いでくれる効果の方が大きく、中はいつも適度に湿った状態になります。これが梅雨前の水不足の時期に苗の生育に効くのではないかと思っています。また、小さなビニールハウスのようなものなので寒さを防ぐことができますし、ウリ科の植物の大敵のウリハムシの侵入も防いでくれます。
さて、この巨大なズッキーニは食べられるのか。調べてみると、レシピは多く意外と食べられそうです。今回は、下のレシピを参考に肉詰め焼きに挑戦してみました。
ジューシィ☆ズッキーニの肉詰めチーズ焼き by しおかつを 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが291万品
巨大なズッキーニを包丁で切ってみると、以外と柔らかく確かに食べられそうでした。ただ、わたの部分にはいくつか硬い種ができ始めていたのでスプーンで書き出して捨てました。
わたをくり抜いたところに、ひき肉と玉ねぎのみじん切りを混ぜて味付けしたものを詰め、チーズを載せてオーブンで焼けば出来上がりです。味付けは、塩・胡椒・クミン・オレガノ・パセリとしました。
かなり大きかったので焼き時間はトータル25分くらい、コンベクションオーブンで200度で焼きました。チーズは焦げないように途中から載せてみました。
いい感じで焼けています。
皿に盛って出来上がりです。
ナイフで切り分けて食べます。
うん!美味しい!
ズッキーニの実は硬いということはなく、とてもみずみずしいです。嫌なエグミも全くありません。ひき肉とも合いますね。ただ、二人では食べるには量が多く、かなりお腹いっぱいになってしまいました。
同じ時に収穫したちょうどよいサイズのズッキーニも食べてみましたが、家の畑のズッキーニはとてもみずみずしくて、エグミもなくて、スーパーで買ってきたものとは味わいが違うようです。これは品種の違いからくるのか、栽培方法の違いから来るのか分かりませんが、私は好きです。
まとめ
初めて自分で栽培したズッキーニを食べてみました。栽培初期のホットキャップを忘れなければ比較的簡単に出来るようですし、何より美味しいので、自給自足生活にも是非取り入れていきたい野菜だと感じました。

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