前に書いた蕎麦打ちの水にこだわってみようの続きです。今回はネットで調べて見つけた「温泉水99」という超軟水かつアルカリ水で蕎麦を打ってみました。
前回の記事はこちらです。
硬度20という超軟水の「サントリー奥大山の天然水」で打ってみたところ明らかに繋がりがよくなったのでした。
超軟水&アルカリ水の「温泉水99」
今回使用したのは、硬度2以下という更に超軟水の「温泉水99」という水です。ネットで「超軟水」で調べて見つけた水です。実は前からスーパーでもたまに見かけて気になっていた水です。
こんなパッケージです。見たことがある人も多いのではないでしょうか。ちなみにスーパーで2Lで300円くらいでした。ちょっと高級な水ですね。
鹿児島県垂水温泉の水だそうです。

- 出版社/メーカー: エスオーシー
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 11人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
メーカのページによると、料理やお茶が美味しくなるとか色々良い点があるそうです。
硬度は1.7、pHはなんと9.5~9.9というアルカリ性です。
以前下の記事で紹介したpH試験紙でpHを測ってみました。
お〜、確かにアルカリ性ですね。
蕎麦打ちに使う前にまずは普通に飲んでみました。
とてもスッキリした味です。確かに普通のミネラルウォーターとは傾向が違う感じ。ただ、個人的にはもう少し硬度があってミネラルが含まれている水の方が飲む水としては好みですね。
これだけアルカリ性であれば、蕎麦や小麦のタンパク質にも何かしらの影響を与えるはずです。それが蕎麦打ちにおいて良い方向に働くか悪い方向に働くか楽しみですね。
「温泉水99」で蕎麦を打ってみる
設定は前回と同じで、普通の蕎麦粉50gと手挽きメッシュ50g、つなぎ小麦粉20gの外二蕎麦という繋がりの難しい設定で行います。
加水率も同じで46.5%です。
前回より粘り気が強く生地が固く固まっている感じがしました。
伸ばします。
畳みます。
切ります。
期待感からか力が入ってしまい、かなり太さにばらつきが出てしまいました。
折り目もつながっているものが多いようです。
茹で時間も同じ70秒。
出来ました。食べてみます。
ざるに盛っているときから感じていましたが、期待とは裏腹に前回よりも繋がりが悪くなってしまいました。一番つながっているところでも上の写真くらい。
う〜ん。生地をこねている段階ではかなり良さそうだったので残念です。今回の打ち方が悪かったのか、アルカリ性ということが蕎麦のつながりに影響を与えたのかは分かりません。
途中までは結構いい感じだったので、もう少し他の蕎麦粉でも試してみたい水だと思いました。
まだいっぱい残っているので、コーヒーを入れるのとかにも使ってみたいです。

- 出版社/メーカー: エスオーシー
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 11人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (4件) を見る

アズワン pH試験紙 ロールタイプpH0-14 /1-1254-01
- 出版社/メーカー: アズワン(As One)
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る