今回は、この前の細麺よりもさらに細い極細で十割蕎麦を打ってみました。
前回の細麺の記事はこちらです。
今回もそば粉は高山製粉の「蓼科」です。とても繋がりが良いので安心して十割蕎麦を打てる蕎麦粉です。
水はこの前使って残っていた、超軟水&アルカリ水の「温泉水99」です。前回この水を使ったときは手挽きメッシュをブレンドした難しい設定でしたが、今回は通常の十割蕎麦でどんな感じになるかを確かめたいと思います。
では、打ってきます。
加水率は45%としました。
前回も感じたことですが、「温泉水99」だと少し生地が硬めになるようです。また、生地の表面がなめらかでしっとりしている感じがします。前回はこれが繋がりの改善には結びつかなかったわけですが、今回はどうでしょうか。
伸しました。いつもよりも少し縦長(下は90度回転した状態)に伸ばすことができました。
畳んで
切ります。冒頭で説明したとおりかなり細めに切りました。
生地が縦長なので、いつもよりも長いですね。
ゆでの時間は、細麺なので40秒程度にしようと思ったのですが、手間どって60秒となってしまいました。
茹で上がりでの蕎麦のつながりは良いようです。
できあがり。
蕎麦のアップです。
いただきます。
うん。つながりがかなりよいですね。狙ったとおりの極細麺です。感覚的には冷や麦よりも少し太いくらいでしょうか。こんな蕎麦もたまにはいいですね。
茹ですぎを心配しましたが、それほど問題はなかったようです。
一番長いところでこんな感じ。
生地を縦長に伸ばせたので麺は長めになっているはずなので、「温泉水99」がどの程度効いているか判定はできないのですが、少なくとも悪くはなっていないようです。
実験としてはよくわからないものになってしまいましたが、極細麺の蕎麦はなかなか美味しかったです。
今年の蕎麦打ちは残すところ大晦日の年越しそばを残すだけとなりました。
今年は蕎麦打ちの回数が減ってしまったのですが、12月に入って少し蕎麦打ち熱が戻ってきました。
技術的にはあまり進歩の無かった一年かもしれません。
来年はもう少し蕎麦打ちを頑張って多少でも上手くなっていきたいと思います。

SOC(エスオーシー) 温泉水99 (2L×6本)×2ケース
- 出版社/メーカー: エスオーシー
- メディア: その他
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 高橋邦弘
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/10/14
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る