去年も記事で少し紹介しましたが、最近歯の健康に気をつけるようになりました。歯を丁寧に磨いたり、歯間ブラシを使うのはもちろん、使用する歯磨き粉も色々と検討してきました。その結果、現在使用しているのが3Mの「クリンプロ」という歯磨き粉です。
虫歯予防の方法
虫歯を予防する方法としては、大きく4つに分けられます。
- 歯についた汚れ(虫歯菌の栄養)を落とす(歯ブラシ・歯間ブラシ・フロス)
- 虫歯菌を減らす(殺菌成分や有用菌)
- 歯を丈夫にする(フッ素)
- 虫歯になった歯を修復(再石灰化・再結晶化)する(ハイドロキシアパタイト、リン酸カルシウム)
歯はハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムの一種でできています。
虫歯とは、歯のハイドロキシアパタイトが虫歯菌が口の中の糖を餌にして生成した酸によって溶かされてしまう現象のことです。
歯の一番外側のエナメル質を溶かして突破するのはミュータンス菌、その中の象牙質を溶かして虫歯を進行させるのは乳酸菌が関係しているそうです(私は乳酸発酵の食べ物が好きなので、これを知ったときは少しショックでした)。
一度外側のエナメル質に穴が空いてしまうと、食べかすも溜まりやすくなりますし、象牙質は柔らかいため虫歯は急速に進行することになります。
したがって、エナメル質に少し傷がついた段階(初期虫歯)程度でどうにかするのが虫歯予防という点で一番重要になります。
「3M クリンプロ 歯みがきペースト」を選んだ理由
今使っている歯磨き粉「3M クリンプロ」は上で挙げた「歯を丈夫にする」「歯を修復」という目的のために使っています。
フッ素は、歯のハイドロキシアパタイトをフッ化アパタイトという物質に変えます。
このフッ化アパタイトは、ハイドロキシアパタイトの約10倍ほどの耐酸性を持っています。
歯の表面を強化して溶けにくくするというのが、フッ素入り歯磨き粉が虫歯予防に効果がある理由です。
一方、ハイドロキシアパタイトの原料を供給することで、溶けてしまった部分を修復するという考え方に基づいた予防もあります。
この方向の歯磨き粉としては一昔前にテレビCMで有名になった「アパガード」がありますね。

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これはナノサイズのハイドロキシアパタイトを配合することで、歯磨きの時に歯の修復をしてしまおうというものです。
アパガードは若い時に一度使ってみたことがあって、確かに歯の光沢が良くなったという実感を持ったのですが、値段が高いので使い続けるということはしていませんでした。
今回この虫歯予防プロジェクトを開始したときには、真っ先にこのアパガードが思い浮かんで、しばらくは、これとフッ素を高濃度で含んでいる「クリニカ アドバンテージ」という歯磨き粉を併用していました。
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しかし、二種類の歯磨き粉を同時に使う(下に書く問題がありそう)のか、別々に使うのか、そうすると磨きすぎになって逆に歯が削れないかといった悩みがありました。
「3M クリンプロ歯みがきペースト」はそんな悩みを解決してくれる歯磨き粉で、フッ素とハイドロキシアパタイトの原料となるfTCP(カルシウム、リン酸)を同時に配合した歯磨き粉です。
従来、フッ素とハイドロキシアパタイトの原料を同時に配合すると不活性化してしまっていましたが、独自技術によって同時配合を可能にしたというものです。また、殺菌成分も含まれています。
これは良さそうだということで、アパガードを使い切ったところで「3M クリンプロ歯みがきペースト」に切り替えて使っています。
使い方としては、今は、夜寝る前の歯磨きでのみ使用しています。コストを考えてと、細菌が虫歯の原因とは言え口の中の細菌を殺しすぎるのも良くないのではという仮説を持っているためです。
一日一回の使用で効果を最大限にするために、歯磨きの途中で口に含んだままお風呂に入り、時間をかけることで歯にできるだけ成分が浸透するようにしています。せこいですが、3倍の時間をかければ、3回の歯磨きで使ったのと同じ効果があるのではないかという考えからです。
今回紹介したフッ素による虫歯予防とハイドロキシアパタイトによる修復は、私が調べた感じでは、ある程度科学的に効果が示されていもののようなので、特段の有害性が新たに発見されない限りは続けていこうと思っています。
例えば、今回紹介したクリンプロについては下のような論文を見つけることができました。
まとめ
去年一年、色々と歯の健康に気をつけてやってきて、歯の様子も多少変わってきました。コーヒーやワインなどによる着色が目立たなくなって、表面の光沢も良くなったように思います。今年一年もしっかりと歯磨きをして虫歯を防いでいきたいです。