蕎麦打ちを始めてからずいぶん経ちますが、いまだに切りが安定しません。そこで、前々からやりたいと思っていたまな板の工夫に着手してみました。
蕎麦を切る際の現在の問題点は以下の通りです。
- 切っていくうちにまな板が前方にずれてしまう
- 切っていくうちに麺帯が左にずれてしまう
- 最後の方で駒板が浮いてしまい切りにくい
最初の問題に対してはまな板に引っかかりのための出っ張りを取り付けて解決するという方法があるようなのですが、とりあえず今回はまな板自体には手を入れない方法を模索しました。
そこで思いついたのが、輪ゴムを使う方法です。
下のような感じで太めの輪ゴムをまな板に取り付けて滑り止めにして、まな板が前方にずれるのを防ごうというわけです。
左側のゴムには麺帯が左にずれるのを防ぐ効果があるのではという期待もあります。
また、まな板の左側には適当な高さのあるものをおいて、のし板が傾いて浮いてしまうことを防ぎます。今回は100均で買ったコースターを使用してみます。
では、これで蕎麦を打ってみましょう。
蕎麦粉は前回と同じで高山製粉の「縄文」。十割蕎麦にします。分量は2人前で240g。加水率は前回つながりが悪かったので50%に上げてみます。
水回し。
水が多いので結構ネバつきます。
まとめます。
のします。
形はまあまあといったところでしょうか。
麺帯を4つ折りにして、このように先程のまな板の上に置きます。
コースターの高さが足りないようなので、2枚重ねから4枚重ねに変更しました。
せっかく水を多くしたのに、折り目のところに既に切れ目ができてしまっていますね。
まあ気を取り直して、切っていきます。
いつもよりも切りやすいような気がします。
輪ゴムの抵抗のおかげで、まな板の前方へのずれは大幅に減少しました。
ただ、もう一つの狙いであって麺帯が左にずれることを防ぐのは輪ゴムでは無理でした。
こんな感じに左にずれてしまっています。麺帯の最後の方の切りにくさはあまり改善しませんでした。もう少し工夫が必要そうです。
あと、輪ゴムがあると、後の掃除は確実に面倒になりそうですね。
いつものように冷凍保存用に半分とりわけます。が、手間取って麺をかなり痛めてしまいました。
まあ、茹でて食べて見ましょう。
茹で時間は60秒としました。
こんな感じで出来上りました。
うん、まだ十分な長さではありませんが、前回よりも長くなっていますね。
麺は少し固めですが、前回よりも全然美味しい仕上がりとなっていました。香りもそこそこ良いです。
まとめ
今回、蕎麦を切りやすくするために、まな板に輪ゴムを取り付けてみました。まな板が前方にずれることは上手く防ぐことはできましたが、麺帯が左にずれてしまうことは防ぐことができませんでした。引き続き色々試していきたいと思います。

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