この前の蕎麦打ちの記事で書いた、切りをやりやすくするための工夫の第二弾です。前回の輪ゴムとコースターの組み合わせを少し改良してみました。
前回の記事はこちら。
こんな感じで、太い輪ゴムを滑り止め代わりにまな板に巻き、また駒板が傾かないようにコースターを置くというものでした。
左側の輪ゴムが、麺帯が左に動いてしまうのを防ぐ効果も持つのではと思ったのでしたが、うまく行きませんでした。
というわけで、今回は上の方法を少し改良して、次のようにしてみました。
まず、麺帯の左側を切って、真っ直ぐにしておきます。この部分は麺にはならない部分(後で蕎麦湯と一緒に食べる)です。
そして、下のように輪ゴムの下にコースターを挟んで固定し、麺帯を揃えます。こうすれば、麺帯がずれることを防げそうです。
切ってみました。切り終わっても、コースターは少しずれているだけでほぼ元の位置にありました。期待通りの動作です。
このやり方だと、駒板が輪ゴムの上を滑ることになるため、いつもよりも抵抗感があって、その感覚を掴む必要がありましたが、麺帯のずれが小さいので結構切りやすくなったように思います。
ただ、今回の輪ゴムの位置だと、切り終わった蕎麦を取り上げる動作のスペースが狭くてやりにくかったので、左の輪ゴムはもっと左側に寄せたほうが良いと感じました。
出来上がった蕎麦。
いつものように、冷凍用とその日用に分けます。
まだ、この分ける動作のときに蕎麦を痛めてしまうことが多いので、ここは改善が必要ですね。
出来た蕎麦をいただきます。
茹で時間は65秒としてみました。
この日は、薬味として初めて海苔をかけてみました。
美味しそうです。
いただきます。
美味しいです。
やはり、海苔の香りは素晴らしいですね。
海苔は、香りが強いだけに、蕎麦の香りを分からなくしてしまうということで、蕎麦通の間では邪道とされることもあるそうです。
確かに海苔の香りは強くて、蕎麦の香りをほとんど隠してしまうように感じました。
しかし、この蕎麦と海苔の組み合わせは昔からある組み合わせだけあって、無難な美味しさがあります。
今回の蕎麦は、残っていた古い蕎麦粉をいくつかブレンドして作った十割蕎麦でした。そういうあまり気合が入っていない蕎麦の場合には、海苔でごまかすというのも手かもしれないなと思いました。
まあ、海苔は結構高いので、いつも使えるものではありませんが。
まとめ
切りをやりやすくするための工夫に改良を加えてみました。今回の方法は結構やりやすくて、ほぼ完成に近づいたかなという感触です。まあ、いろいろ邪道なやり方かもしれませんが、今ある環境の中で自分の満足できる蕎麦を安価に自作して食べたいだけなので、これでいいのかなと思っています。

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