前々からやってみたいと思っていた温泉卵の自作に挑戦しました。使用したのは65度までの保温ができるTANICAのヨーグルティア(旧機種)です。意外と簡単に温泉卵を作ることができました。
温泉卵は、玉子を65度から68度くらいの温度で加熱することで作ることができます。これは、黄身の凝固温度が白身の凝固温度より低いことを利用しているのだそうです。
温泉卵は消化が良く、栄養の吸収率がアップするそうです。そのため、筋トレをする方の間では、温泉卵が良く食べられているようです。
私も卵は安いので毎日1〜2個食べていますが、どうせなら温泉卵にして卵の栄養を最大限取り込みこたいなと前々から思っていました(それは結局のところ節約に繋がりますので)。
今回、ようやく温泉卵の自作を試してみましたので、その様子をレポートしたいと思います。
これまでヨーグルトや納豆の自作でさんざん使い倒してきたヨーグルティアですが、実は、温泉卵の出来る65度まで設定することができます。なら、これで作ってみようというわけです。
ただ、65度は温泉卵になるギリギリの温度ではあるので、本当に出来るか心配なところです(最新機種のヨーグルティアSでは70度まで出せるので、余裕だと思うのですが)。

TANICA 温度調節(25?70℃) ・タイマー・ブザー付ヨーグルトメーカー ヨーグルティアS 1200ml YS-01 (ブルー)
- 出版社/メーカー: タニカ電器(TANICA)
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まあ、とりあえず、やってみましょう。
ヨーグルティアで保温するといっても、目的の65度まで温度を上げるには時間がかかります。そこで、まず普通の鍋で温度を見ながら65度付近まで一気に温度を上げておいてから、ヨーグルティアに移して保温することにしました。
鍋に水と卵を入れて、火にかけます。温度計で温度を監視します。
65度には結構すぐなりました。一気に温度が上がらないように、火は中火以下の方が良さそうです。
最終的に、66度を指したところで、火を止めました。
ヨーグルティアの容器に移し、保温していきます。
温度は最高設定の65度です。ここからまずは30分保温して様子を見ます。
30分で取り出した卵を割ってみました。
白身は半熟状態で、これは成功かと思いましたが、割ってみると黄身はほぼ生状態でした。
これではまだ温泉卵とは言えなそうです。
温泉卵の原理から言うと、てっきり黄身の方が最初に固くなるのかと思っていましたが、逆なんですね。黄身の方が中にあるので、熱の伝わりが悪いからかもしれません。
残ったもう一つのたまごは、一時間保温してみます。
待っている時間で、この前打って冷凍しておいた十割蕎麦を茹でて食べたりました。
この前の休日に農産物直売所で買ってきた辛味大根を薬味にしました。美味しかったです。やはり蕎麦の薬味には辛味大根ですね。
さて、一時間後(正確には一時間と10分)、もう一つの玉子を割ってみました。
お!結構いい感じです。
出来たてなのでほんのりと温かく、美味しい温泉卵になっていました。
意外と簡単にできるものですね。
個人的にはもう少し柔らかい感じの温泉卵が好みですが、成功といっていいでしょう。
分かったことは、私のヨーグルティアでは、30分の保温では短く、1時間10分だと十分だということです。
できれば、もっと短い時間で作れたほうがいいので、さらに試行錯誤してみたいと思っています。
例えば、最初の鍋での加熱のところで、もう少し高温(68度くらい)まで引っ張ってみるというのもいいかもしれませんね。
ヨーグルティアの活用についてはこちらの記事などもおすすめです。

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