ヨーグルトや納豆の自作で使い倒しているヨーグルティアですが、購入してから五年弱、付属のプラスチックの容器には傷が目立ってきて、雑菌の繁殖が少し心配になってきました。そろそろ新調する時期かと思っていたのですが、どうせ買うならと、前から欲しいなと思っていたガラス製の専用容器を購入してみましたので、簡単にレビューしてみたいと思います。
こちらが、これまで使ってきたプラスチックの容器。
写真ではわかりにくいですが、細かいキズが無数についてしまっています。使う前に消毒するとはいえ雑菌が取り切れない可能性がありそうで心配になりますね。
で、今回購入したガラス製の専用容器がこちら。
ガラス製ということで、より傷がつきにくくなっています。
セットとしては、ガラス容器(ネジ部分はプラ製で外して洗うことができる)、プラ製の中蓋、プラ製の取っ手蓋となっています。
価格はプラクチック容器よりも倍くらいするのですが、より長く使えると思えば安い買い物ではないかと思い購入してみました。

TANICA ガラスポット ガラス製内容器 ※ヨーグルティアS(YS-01)、ヨーグルティア(YM-1200)、KAMOSICO(KS-12) 専用
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傷がつきにくく雑菌の影響が少なくなるためでしょうか、アマゾンのレビューではこちらで作ったもののほうが美味しいという意見もあります。
ヨーグルティアS(YS-01)、ヨーグルティア(YM-1200)、KAMOSICO(KS-12) 専用となっていて、新旧どちらのヨーグルティアでも使えますが、注意点は、中蓋と取っ手蓋はヨーグルティアS用のものとしか合わないということです。
上の写真の通り、セット中の取っ手蓋は、ドーナツのように真ん中が空いている従来の形ではなく、完全に密閉する形になっています。
これは保温や保存には適しているかもしれませんが、納豆を作るときには困ることになります。
というのも、納豆を作るときには、発酵に酸素が必要なため、中蓋はせず中が空いた取っ手蓋をつけて発酵させるためです。
つまり、このガラス容器で納豆を作りたければ、ヨーグルティアS用の穴の空いた取っ手蓋を追加で購入する必要があるわけですね。これは誤算でした。
まあ、納豆については、後々考えるとして、とりあえずヨーグルトを作ってみました。
乳酸菌は、この前下の記事で紹介したLKM512菌です。
ガラス容器の説明書によると、プラ容器の場合よりも設定温度を1度上げるとちょうどよいそうですので、44度で11時間発酵させてみました。
出来上がりはこんな感じ。
いいですね。問題なく固まりまっています。
食べてみたところ、ガラス製だからといって特に美味しくなったということは感じられませんでしたが、きれいなガラス容器から出来上がったヨーグルトをすくうのは気分がいいですね。
良かった点
傷がつきにくく(割らなければ)長持ちしそうということと、やはりガラスだと綺麗で高級感が出て気持ちがいいということですね。そういう精神的な部分は意外と重要なのかもしれません。
不満な点
残念に思ったのは、ガラス容器のネジ部分がプラ製の別部品で、たまに外して洗わなければならない点です。
ここはガラスで一体化して作って欲しかったですね。その方が洗いやすいし、より清潔に使えたはずです。
中蓋もプラではなく、ガラス製にしてほしかったです。
また、取っ手蓋の取っ手が可動部品になっているのも、残念だなあと思いました。
冷蔵庫に入れるときに取っ手を倒して平らにできるようにという配慮なのかもしれませんが、可動部分があると洗浄しにくく、雑菌が残る確率が高くなります。
以上の3点は、私のようにより清潔にと考えてガラス容器を買う人の気持ちをちゃんと捉えきれていない気がしました。
まとめ
今回、前から欲しかったヨーグルティア用のガラス容器を購入して、ヨーグルトを作ってみました。
概ね満足ではあるのですが、不満な点も少しありました。購入した以上、もちろん大切に使い倒していきます。
前にも書きましたが、これまでに作ったことのない色々な乳酸菌でのヨーグルト作りなどに挑戦していく予定です。
ちなみに、これから新しくヨーグルティアを買う方で最初からガラス容器にしたいという方には、 ヨーグルティアSのガラス容器セットがあります。

TANICA ヨーグルティアS ガラス容器セット (ホワイト) 温度調節(25?70℃) ・タイマー・ブザー付ヨーグルトメーカー 1200ml YS-01G-W
- 出版社/メーカー: タニカ電器(TANICA)
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