以前から豆乳ヨーグルトには興味があったのですが、昔一度試してうまく固まらなかったのと、そもそも豆乳ヨーグルトの味がそれほど好きではなかったので遠ざかっていたのですが、今回改めて自作してみたところ、結構美味しいものができましたので紹介してみたいとおもいます。
種菌として使用したのは、以前下の記事で紹介したLKM512です。
ちなみに、LKM512の種菌の説明書には豆乳ヨーグルトが作れるとは書いてありません。完全に自己責任となります。
仮にうまくヨーグルトになったとしても、有用菌であるLKM512菌が繁殖しているかも不明となりますが、とりあえず手元にあったこの種菌で作ってみることにしました。
使用した豆乳は、こちら。
豆乳ヨーグルトには濃い目の成分無調整のものが良いと見たので、この豆乳を選んでみました。
価格は900mlで200円と、牛乳とほぼ同じ価格帯のようです。
容器をレンジを使って熱消毒し、少量の豆乳と種菌(今回は半袋)をよく混ぜ、残りの豆乳も入れて、蓋をします。
発酵は、ヨーグルティアを使い、44度で12時間としました。
12時間後。
想像以上に固めにしっかりと固まっていました。絹ごし豆腐のようです。なぜか泡がそのまま固まってクレーターのようになっていました。
とりあえず、成功といっていいでしょう。
冷蔵庫で冷やしてから、味見をしてみました。
うん。いいですね。豆乳の臭みもあまり気になりません。
酸味が結構あって、普通のヨーグルトと近い感じです。個人的には結構好きな感じです。
LKM512菌を牛乳で増やしたときはこれほどの酸味はなかったので、種菌に一緒に配合されているブルガリア菌、サーモフィラス菌の方が多めに繁殖しているのかもしれませんね。
牛乳と豆乳で菌の繁殖の様子がどのように異なるのかは興味のあるところです。
それから、豆乳ヨーグルトの歴史ってどんなものなのでしょうか。
豆乳がこれほど牛乳と同じように固まるなら、大昔から豆乳ヨーグルトというものがあっても良さそうなものですが。あまりそういう情報はありません。
豆乳と乳酸菌はいかにも健康に良さそうな組み合わせですが、あまり歴史のない食べ物を常食して良いのかという心配も少しします。
今回なぜ、豆乳ヨーグルトに再挑戦したかというと、年をとるにしたがって乳糖不耐症が気になりだしたためです。といっても、まだ確信は持てていなくて、他の食べ物も同時に検討している段階ですが。
ちなみに、チーズはほとんど問題なく、ヨーグルトは少し症状を出しているのかな?という感じで、乳糖が多い乳清部分を捨てるとかなり軽減するような気がします。
牛乳は大人になってからはそもそも飲んでいませんが、子供のころでも飲んだ後に下痢になっていたなと、今思えば既に乳糖不耐症が出ていたのかもしれません。
牛乳から作ったヨーグルトはやはり味が良く、個人的には好きで食べたいのですが、もし、豆乳ヨーグルトに牛乳のヨーグルトと同等の健康効果があって、安全性もあるなら、豆乳ヨーグルトに移行してもいいかなと思っています。
そこらへんの情報集めも続けていきたいです。
また、今回はLKM512菌で豆乳ヨーグルトを作ってみましたが、次は、カスピ海ヨーグルトを豆乳で作ってみたいと思います。こちらは種菌の説明書でも紹介されていますので、まあ上手くいくでしょう。

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