少し前のことになりますが、前回の記事を書いた後に、豆乳カスピ海ヨーグルトの植え継ぎ(自作したヨーグルトを種に増殖)をしてみましたが、タイトルの通り、失敗してしまいました。一応記録のために書いておきたいと思います。
元となる種ヨーグルトは、下の記事で自作した豆乳カスピ海ヨーグルトです。
これは、フジッコの種菌から牛乳で何回か植え継ぎした後に、豆乳で増殖させたものになります。
種菌の説明書には、豆乳で増殖させたカスピ海ヨーグルトは、次の種菌には適さないと書いてあったのですが、そこをあえて試してみることにしました。
というのも、最近、乳糖不耐症の症状が気になるようになったので、ヨーグルトは100%豆乳で作っていきたいなと思っているからです。
では、やっていきましょう。
使用した豆乳はいつもの「豆腐もできます有機豆乳」。
加熱消毒した容器に、豆乳を入れ、種菌を投入してよく混ぜます。
発酵条件は、前回と同じ28度12時間としました。
12時間後。
表面が少し変色していますが、全く固まっていませんでした。
このあと追加で、24時間、48時間まで保温してみましたが、固まりませんでした。
最後は、シワシワの膜が表面に張りましたが、少し気持ち悪い見た目だったのでここには貼りません。
やはり、カスピ海ヨーグルトを豆乳だけで植えついで行くことは難しいようです。
どうしたものかと、色々しらべていると、フジッコのサイトでこんな商品をみつけました。
これは良いのではとよく見てみると、これは乳糖を添加するためのもののようです。
それでは意味がないような。
とはいえ、牛乳でカスピ海ヨーグルトを作った場合、私の体に乳糖不耐症の症状が出ることからヨーグルトの中にはそこそこの乳糖が残っていること、そうして作ったカスピ海ヨーグルトは豆乳を一回発酵させる力はあることを考えると、カスピ海ヨーグルトの菌の繁殖には乳糖が必須だが、量は牛乳に含まれる量よりも少なくて良いという推測が成り立ちます。
その最小量の乳糖(発酵後にゼロになるくらい)を、この添加剤で加えることをすれば良いような気もしてきました。
ちなみに、牛乳には4.5%程度の乳糖が含まれているそうですから、1Lあたり、45g程度の乳糖が含まれていることになります。
一方、上の商品には、24gの糖質が入っているようです。糖質の全てが乳糖だとすると、牛乳の約半分の量の乳糖を添加することになります。
ココらへんは、また今後試していきたいと思います。

TANICA 温度調節(25?70℃) ・タイマー・ブザー付ヨーグルトメーカー ヨーグルティアS 1200ml YS-01 (ブルー)
- 出版社/メーカー: タニカ電器(TANICA)
- メディア:
- この商品を含むブログを見る

- 出版社/メーカー: フジッコ
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る